読書メモからブログ記事を書く方法|要点の抜き出しから構成案づくりまでの手順

公開 ・ TomoNote AI

結論

読書メモからブログ記事を書く手順は4段階です。①メモを引用・要約・自分の考えの3種類に分ける、②記事で伝える主張を1文で決める、③主張を支えるメモを3〜5個選んで見出しにする、④見出しごとに本文を足す。本文より先に構成案を作ると、書き始めで手が止まりにくくなります。

この記事の要点

  • 読書メモは「引用・要約・自分の考え」の3種類に分けてから使う

  • 記事の主張を1文で決めると、どのメモを使うかを選べるようになる

  • 見出しは主張を支えるメモから3〜5個作り、読者の質問の形にする

  • AIに構成案を頼むときは、メモ・読者・主張・文字数をまとめて渡す

読書メモがそのままブログ記事にならないのはなぜ?

読書メモは自分が読み返すための記録で、ブログ記事は他人に伝えるための文章です。目的が違うため、並べ替えと取捨選択が必要になります。

読書メモとは、本を読みながら気になった文章、要点、自分の考えを書き留めた個人的な記録です。書いた本人が分かれば足りるので、本のページ順に並び、背景の説明もほとんどありません。

ブログ記事は、本を読んでいない読者に向けて書く文章です。読者が知りたい順に並べ、メモに書かなかった前提も補う必要があります。

項目 読書メモ ブログ記事
読む人 自分 本を読んでいない読者
並び順 本のページ順 読者の疑問に答える順
分量 思いついた分だけ 主張に必要な分だけ
前提の説明 省略してよい 必要

読書メモを記事にするときに手が止まる原因は、多くの場合「全部使おうとすること」です。記事に使うメモを選ぶ基準を先に決めると、作業が進みやすくなります。

記事を書く前に、読書メモはどう整理すればいい?

読書メモは「引用」「要約」「自分の考え」の3種類に分けます。種類ごとに記事での役割が違うため、分けておくと構成案に配置しやすくなります。

読書メモには、性質の違う3種類の情報が混ざっています。記事に使う前に、各メモに種類のラベルを付けて分けます。

種類 中身 記事での役割
引用 本の文章をそのまま写したもの(ページ番号つき) 主張の根拠
要約 章や段落の内容を自分の言葉でまとめたもの 本の内容の説明
自分の考え 感想、疑問、自分の体験とのつながり 記事の独自性

整理の手順

  1. メモを1つずつ読み、先頭に「引用」「要約」「考え」のいずれかを付ける
  2. 引用にページ番号がなければ、本を開いて追記する
  3. 1つのメモに複数の種類が混ざっていれば、2つに分ける
  4. 「考え」のメモを読み返し、記事にしたいテーマに印を付ける

記事の独自性は「自分の考え」のメモから生まれます。要約だけで記事を組むと、本の紹介文と同じ内容になりやすくなります。

読書感想の記事は、主張をどうやって決める?

記事の主張は「誰が・本のどの考えを使うと・どうなるか」を1文にまとめて決めます。主張が1文で言えると、使うメモと捨てるメモを選べます。

記事の主張とは、記事を読み終えた読者に持ち帰ってほしい結論を1文で表したものです。主張が決まっていないまま書き始めると、本の要点を順番に並べた紹介文になります。

主張を1文にする型

  • 「〇〇に悩む人は、本書の△△という考え方を使うと□□できる」
  • 「本書の△△は、〇〇という場面で特に役に立つ」
  • 「本書を読んで、〇〇についての自分の考えが△△から□□に変わった」

主張を選ぶ3つの基準

  1. 「考え」のメモが2つ以上つながっているテーマを選ぶ
  2. 自分の体験や具体例を1つ以上添えられるテーマを選ぶ
  3. 本を読んでいない読者でも、何の役に立つかが分かるテーマを選ぶ

主張が決まったら、主張に関係しないメモは今回の記事では使いません。使わなかったメモは、別の記事の材料として残しておきます。

ブログ記事の構成案はどう作ればいい?

構成案は、主張を支えるメモを3〜5個選び、読者の疑問の順に見出しとして並べて作ります。見出しごとに使うメモを割り当てると本文が書きやすくなります。

ブログ記事の構成案とは、記事の見出しの並びと、各見出しで書く内容を箇条書きにした設計図です。本文を書く前に構成案を作ると、途中で話がそれにくくなります。

構成案を作る手順

  1. 冒頭に記事の主張を1文で書く
  2. 主張を支えるメモを3〜5個選ぶ
  3. 選んだメモごとに、読者が抱く疑問を1つ書き、見出しにする
  4. 見出しを「読者が先に知りたい順」に並べ替える
  5. 各見出しの下に、使う引用・要約・考えのメモを割り当てる

読書ブログで使いやすい構成の型

型 並び順 向いている記事
結論先出し型 主張 → 根拠3つ → まとめ 実用書の紹介
悩み解決型 読者の悩み → 本の考え方 → 実践方法 ビジネス書・自己啓発書
変化の記録型 読む前の考え → 印象に残った箇所 → 読んだ後の考え 小説・エッセイの感想

見出しの数は、2,000〜3,000字の記事なら3〜5個が目安です。見出しが6個を超える場合は、主張が2つ混ざっていないかを確認します。

構成案ができたら、本文はどう書けばいい?

本文は見出しごとに「結論 → 根拠となる引用や要約 → 自分の考え」の順で書きます。全見出しで同じ順序にそろえると、読者が読みやすくなります。

構成案ができた後は、見出しを1つずつ埋めていきます。見出しごとに次の3つの要素を順に書きます。

  1. 結論: 見出しの問いへの答えを1〜2文で書く
  2. 根拠: 割り当てた引用や要約を示す
  3. 自分の考え: 体験や具体例を添え、読者がどう使えるかを書く

引用するときの注意点

本の文章を引用するときは、引用部分をかぎかっこや引用ブロックで区別し、書名・著者名を明記するのが一般的です。引用は必要な範囲にとどめ、自分の文章が記事の中心になるように書きます。著作権の扱いは一般論であり、判断に迷う場合は専門家や公的機関の情報を確認してください。

書き終えた後の確認項目

  • 冒頭の主張と、まとめの結論が一致しているか
  • 本を読んでいない読者にも、各見出しの内容が伝わるか
  • 本に書かれていない内容を、本の主張として書いていないか

AIにブログの構成案を作ってもらうときは、何を渡せばいい?

AIには、整理した読書メモ・想定読者・記事の主張・文字数の4点をまとめて渡します。AIが出した構成案は、本の内容と合っているかを自分で確認します。

AIは、渡された情報の範囲で構成案を作ります。読書メモだけを渡すと本の要約の並びになりやすいため、記事の方向を決める情報も一緒に渡します。

AIに渡す4つの情報

情報 例
読書メモ 引用・要約・考えに分けたメモ
想定読者 「本を読んでいない20代の会社員」など
記事の主張 前の手順で決めた1文
文字数 「2,500字程度」など

指示文の例

次の読書メモをもとに、ブログ記事の構成案を作ってください。想定読者は〇〇、記事の主張は「△△」、文字数は2,500字程度です。見出しは読者の質問の形で4つ作り、各見出しに使うメモを割り当ててください。

AIの構成案には、メモにない内容が混ざる場合があります。各見出しの根拠が自分のメモや本の該当ページにあるかを確認してから、本文を書き始めます。

メモを貼り付ける手間を減らしたい場合は、ノートを指定してAIに相談できるメモアプリを使う方法もあります。

よくある質問

記事の主張を支えるメモが3〜5個あれば、見出し3〜5個の構成案を作れます。メモの総量より、主張に関係する「自分の考え」のメモがあるかどうかが重要です。

メモの段階で、引用にはページ番号を、自分の考えには「考え」などの印を付けておくと、記事にするときの整理が短く済みます。内容まで記事向けに書く必要はありません。

主張が異なれば、1冊から複数の記事を書けます。1つの記事に入れる主張は1つにし、使わなかったメモは別の記事の材料として残しておくと整理しやすくなります。

そのまま使う前に、各見出しの根拠が自分のメモや本の該当箇所にあるかを確認してください。メモにない内容が混ざっている場合は、見出しを削るか本を読み返して根拠を足します。

TomoNote AIは、読書メモをMarkdownで残し、指定したノートをもとにAIへ構成案づくりなどを相談できるiPhone / Mac向けのノートアプリです。読書メモをもとにブログの構成案を作る使い方が公式に紹介されています。AIの利用には、ご自身のOpenAIまたはAnthropicのAPIキーが必要です。TomoNote AI を App Store で見る → https://apps.apple.com/jp/app/tomonote-ai/id6770801277

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