読書メモの取り方とテンプレート|読んだ内容を忘れず後から使える書き方

公開 ・ TomoNote AI

結論

読書メモは、書誌情報・刺さった箇所の引用・自分の言葉での要約・次の行動・関連する本の5項目で書くと、後から見返して使えます。1冊を1ノートにまとめ、関連する本やテーマへのリンクを貼っておくと、複数の本を横断して読み返せます。

この記事の要点

  • 読書メモは書誌・引用・要約・行動・関連の5項目で書くと見返しやすい

  • 引用にはページ番号を添え、要約は自分の言葉で3行以内にまとめる

  • 1冊1ノートにして、関連する本やテーマへのリンクで横断できるようにする

  • Markdownで書いておくと、アプリを替えても読めてAIにも渡しやすい

読書メモとは何で、なぜ後から見返せなくなるのですか?

読書メモとは、本から得た情報と自分の考えを、後で使える形で書き残す記録です。見返せなくなる原因は、項目が毎回バラバラで本同士がつながっていないことです。

読書メモとは、本の内容・印象に残った箇所・自分の考えを、後から参照できる形で残す記録である。読書感想文と違い、他人に読ませることより、未来の自分が使えることを目的にします。

読書メモが見返されなくなる原因は、主に次の3つです。

  • 書く項目が毎回違う:本ごとに形式が異なり、どこに何が書いてあるか探せない
  • 引用だけで自分の考えがない:抜き書きだけでは、なぜ大事だと思ったかを思い出せない
  • 本同士がつながっていない:似たテーマの本を読んでいても、過去のメモに気づかない

項目を固定したテンプレートと、本同士を結ぶリンクを用意すると、3つの原因をまとめて解消できます。

読書メモには何を書けばいいですか?

読書メモには「書誌情報」「引用とページ番号」「自分の言葉での要約」「次の行動」「関連する本・テーマ」の5項目を書けば十分です。

読書メモに書く項目は、次の5つに絞ると続けやすくなります。

項目 書く内容 後から役立つ場面
書誌情報 書名・著者・読了日・読んだきっかけ 引用元を示すとき、読んだ時期を振り返るとき
引用とページ番号 刺さった一文と「p.42」などのページ 原文を確認したいとき
自分の言葉での要約 本の主張を3行以内で言い換えたもの 人に説明するとき、記事を書くとき
次の行動 本を読んで試すことを1〜3個 読みっぱなしを防ぐとき
関連する本・テーマ 似た主張・反対の主張の本、テーマ名 複数の本を横断して考えるとき

引用と要約を分けて書く

引用は著者の言葉、要約は自分の言葉です。2つを同じ欄に混ぜると、後で読み返したときにどちらの考えか区別できなくなります。

全部を書こうとしない

1冊から書く引用は3〜5か所で足ります。項目が埋まらない回があっても、書誌情報と要約だけ残せば見返しの手がかりになります。

そのまま使える読書メモのテンプレートはありますか?

次のMarkdownテンプレートをコピーすれば、5項目をそろえた読書メモをすぐ書き始められます。1冊につき1ノートで使ってください。

Markdownとは、「###」で見出し、「-」で箇条書きを表す、記号だけで書けるテキストの書式である。プレーンテキストなので、メモアプリを乗り換えても中身をそのまま読めます。

### 書名:
- 著者:
- 読了日:2026-10-02
- 読んだきっかけ:

### 一言でいうと
(本の主張を1文で)

### 刺さった箇所
> 引用文(p.00)
- なぜ刺さったか:

### 自分の言葉で要約
1.
2.
3.

### 次にやること
- [ ] 

### 関連
- [[関連する本のメモ]]
- [[テーマ名]]

テンプレートを使うときのコツ

  • 「一言でいうと」は読み終えた直後に書く。時間を置くと1文にまとめにくくなる
  • 「なぜ刺さったか」を1行添える。引用だけ残すと、後で意図を思い出せない
  • 「- [ ]」はチェックボックスとして表示されるアプリが多く、次の行動をタスクとして管理できる

読書メモはいつ・どの順番で書くと続きますか?

読書中は付箋やページ番号の記録だけにとどめ、読了後に5項目を埋める2段階の手順にすると、読書を止めずにメモを続けられます。

読書メモは、読書中と読了後で書く量を分けると負担が減ります。

  1. 読書中:刺さった箇所のページ番号と、1行の感想だけを記録する
  2. 読了直後:「一言でいうと」と「自分の言葉で要約」を書く
  3. 読了後24時間以内:記録したページを見返し、引用を3〜5か所に絞って書き写す
  4. 最後に:「次にやること」と「関連」の欄を埋める

日付のノートに先に書いておく方法

本ごとのノートを作る前に、その日の日記やデイリーノートへ「〇〇を30ページ読んだ。p.42が刺さった」と書いておく方法もあります。読書の記録が日付と一緒に残るため、いつ何を読んでいたかを後から追えます。

複数の本の読書メモを横断して読み返すにはどうすればいいですか?

本同士やテーマのノートをリンクでつなぐと、1冊のメモから関連する本のメモへたどれます。フォルダ分けだけでは、複数テーマにまたがる本を整理しきれません。

複数の本を横断して読み返すには、メモ同士をリンクで結ぶ方法が向いています。Wiki Linkとは、本文中に「[[ノート名]]」と書くだけで、別のノートへのリンクを作れる記法である。

整理方法の比較

方法 向いていること 苦手なこと
フォルダ分け ジャンル別に一覧したい 1冊が複数テーマにまたがる場合
タグ 同じタグの本をまとめて表示したい 本と本の具体的な関係を書くこと
Wiki Link 「この本はあの本と主張が近い」とつなぐ リンクを貼る手間が1回ずつかかる

テーマのノートを作る

「[[習慣]]」「[[意思決定]]」のようなテーマ名のノートを作り、各読書メモの関連欄からリンクします。テーマのノートを開くと、同じテーマを扱った本の一覧として使えます。

つながりを図で見る

ノート同士のリンクを線で結んで表示する「グラフビュー」を備えたアプリでは、リンクが集まっているテーマを図として確認できます。リンクが多いテーマは、自分が繰り返し関心を持っているテーマの目安になります。

読書メモをAIでブログや発信の構成案にするにはどうすればいいですか?

関連する読書メモを複数まとめてAIに渡し、共通するテーマと見出し案を出してもらうと、構成案づくりを短い依頼から始められます。

読書メモをAIに渡すと、複数の本の共通点の整理や、ブログ記事の構成案づくりを手伝ってもらえます。メモが5項目で統一されていると、AIに渡したときに引用と自分の考えを区別して扱ってもらいやすくなります。

AIへの依頼例

  • 「この3冊の読書メモから、共通するテーマを3つ挙げてください」
  • 「読書メモをもとに、ブログ記事の見出し案を5つ作ってください」
  • 「読書メモの『次にやること』を、今週試す順に並べてください」

AIを使うときの注意点

  • AIが出した要約や構成案は、元の本や引用ページと照らし合わせて確認する
  • 引用を記事に載せる場合は、書名・著者を明記し、引用の範囲を必要最小限にとどめる
  • 毎回メモを探して貼り付ける手間を減らすには、ノートを指定してAIに相談できるアプリを使う方法がある

よくある質問

手書きは記憶に残りやすいと感じる人に向き、アプリは検索・リンク・AIへの受け渡しに向きます。複数の本を横断して読み返したい場合は、リンクを貼れるアプリのほうが扱いやすくなります。

引用3〜5か所、要約3行、次の行動1〜3個が目安です。分量より、書誌情報・要約・関連の欄を毎回埋めることを優先すると、後から見返す手がかりが残ります。

書名・著者・読了時期と、覚えている主張を1文だけ書いて残してください。再読したときや関連する本を読んだときに、引用や要約を追記すれば十分です。

Markdownはプレーンテキストなので、アプリを乗り換えても中身を読めます。見出しや箇条書きの構造が記号で残るため、AIに渡したときにも項目の区別が伝わりやすくなります。

TomoNote AIは、読書メモをMarkdownファイルとして残し、[[ノート名]]のWiki Linkで本同士をつなげられるiPhone・Mac向けのノートアプリです。指定したノートをもとにAIチャットで相談でき、読書メモからブログの構成案を作る使い方にも対応しています(AIの利用にはご自身のOpenAIまたはAnthropicのAPIキーが必要です)。TomoNote AI を App Store で見る → https://apps.apple.com/jp/app/tomonote-ai/id6770801277

TomoNote AI を App Store で見る